小説の中に、備前焼が登場します。
乃南アサの「火のみち」。
本の内扉の写真は古備前です。
主人公は殺人犯。
岡山刑務所で作陶の職業訓練を受け、
刑期を終えたのちも修行を続け、
備前焼作家になるのです。
もちろん、話はそう簡単ではなく
様々なすさまじい人間ドラマが描かれ、
重苦しい息苦しい限りなので、
あまりおすすめはしませんが。
話がすすむにつれ、主人公は如官窯の青磁に魅せられ、
備前焼から離れてしまいますし・・・。
作者は、備前焼をよく勉強されているようです。
火曜サスペンスに出てくる備前焼作家みたいに、
窯を焚きながら窯の前でろくろをひいたりはしませんし、
作務衣を着て薪割り・・・とか、ありがちな描写ではないです。
もうひとつ、
中山可穂の「サグラダ・ファミリア(聖家族)」にも、
一瞬だけ、備前焼が登場します。
ものすごく乱暴に説明すると、
事故で母親を亡くした子どもを、
ホモセクシュアルの美容師と
レズビアンのピアニストが
悪戦苦闘しつつ育てるお話。
この中で、子どもだからといって、
壊れる心配のないプラスチック製の食器を与えるのはよくない、
本物の食器で食事をするべきだ・・・と
ところが、この子がなかなかの感受性と癇癪の持ち主で、
手当たり次第に壊された食器の中のひとつが
備前焼の皿なのです。
くじけないで備前焼を使ってもらいたいものです。
秋の夜長。
-yasuda-
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(開花後に先端が伸びているところ) (乾燥中の落花生)
最近、中国の輸入食品をお店でよく見かけます。
ピーナッツも、中国産と書かれたものがほとんどです。
たまに、千葉産ピーナッツを見かけますが
お値段は中国産の倍以上です。
やはり、安心、安全を考えると日本産に惹かれます。
実際は、お値段でオーストラリア産を購入。
落花生、収穫しました。
落花生は、開花後に先端が伸びて土の中へ潜り?・・・ます。
先端が、針のようにとんがって、種子が土の中へ。
興味深いです。
-izuyuri-
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先日、島根県浜田市(江津市かも)の有福温泉にいってまいりました。
いろんなことのついででしたので、公衆浴場に行きました。
有福温泉自体は、なんだか寂れた温泉街みたいな感じでとても雰囲気が
よく、また温泉もアルカリ単純泉でお肌すべすべ、最高でした。
最近、朝晩冷え込むようになってきたので、温泉は良いですね。
たまにはこんなご褒美もありかな。
さて、がんばって仕事しよう。
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最近のご近所の話題は、もっぱらイノシシと鹿の被害で、
ますますひどくなっているようです。
我が家でも、上の畑は耕作放棄することとなりました。
上の畑に植えてあるのがこの独活です。
春先の若芽は鹿に食べられてしまい、囲いの中に移植したのですが
その囲いもイノシシに壊されてしまいました。
この独活は私が育った兵庫県の山で採れ畑に植えていました。
その後、長船そして備前と私の引越しと共に旅をしたのです。
思い入れのある独活なのでなんとか助けてやろうと思っています。
この冬にはもう一度引越しです。
独活の大木と言うのですが来る春のため大きくします。
今エネルギーを地下に貯めているところ・・・・・まってろよ!
-こつこつこつshibuta-
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近所の稲刈りも一段落し、静かな山里の風景が広がっています。
紅葉が始まりました。
毎日少しずつ変化していくのを眺めるのが散歩の楽しみです。
ジョウビタキも帰ってきたので、冬の訪れも着々と……。
穏やかで過ごしやすい時節柄、展覧会やコンサートなどカルチャーなイベントの案内も多く目に触れるようになりました。
友人、知人がやっていたりすると、是非とも見に行きたいのですが、今までの怠惰なワークスケジュールが祟って、なかなかお邪魔できません。このところ大忙しです。
コバシ君の展覧会も面白そうですが、自分の展覧会に向けての制作が……遅々として全く進んでいません。
ご盛会をお祈りしております。
さて、頑張ってロクロしなきゃ〜〜。
「いつもより2倍早く回しております〜〜」 (嘘)
(なべちゃん) ←今日、誕生日だ! 今、気付いた。
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第3回ものづくり芸術祭
第17回 ZIKKEN展
2009・11月1・3・7・8・14・15・21・22・23・28・29 (土日祝日のみの公開)
10:00〜17:00(最終日〜15:00)
761−2202
香川県綾川郡綾川町枌所(そぎしょ)西甲2060(旧枌所小学校)
monohouse(NPO法人 かがわ・ものづくり学校)
http://monohouse.dip.jp/
ものづくり芸術祭は、かがわ・ものづくり学校を中心としたものづくりに関わる人たちが、素材・ジャンルにとらわれず集まります。また地域の人たちとの関わり(絵画、陶芸、子供美術教室などの講座、その他漆の植林事業など)のなかでその成果を発表する場です。
喫茶や、絵画、陶芸、アクセサリー、などの販売もしています。
コバシは出身大学の関係で設立当初からここの取り組みに賛同、参加していまして、今回はじめて販売にも出品しています。もちろん備前焼です。
ZIKKEN展は現代美術、純粋表現によった展覧会で、特にリスクを顧みない実験的な制作を目標とした総合造形展です。これまで埼玉近代美術館、茨城県陶芸美術館などで展開してきましたが、かがわ・ものづくり学校設立以降はほぼここを中心に、野外展示など、より自由な表現を展開しています。
コバシは2003年展より参加していまして、今回は陶によるコンセプチュアルな半平面作品を展示する予定です。
ただ山奥の学校ですので、車が必要です。
土曜のみ町営バスがあります。「コトデン陶駅前」から枌所線(そぎしょせん)で「小野」下車すぐです。運賃は¥100です。日曜祝日は運行していません。・・・
コバシは初日のみ会場にいます。
その他もいくべきなのですが自分の窯詰め窯焚きもかぶっていまして・・・・
行けたら・・・
興味のある方はぜひどうぞ
以上 けらもす割り込みによる
ご案内でした(コバシ)
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流行りの洋菓子じゃあありません。
毎年、秋祭りも終わり、稲刈りが済むと
工房の周りではこんな風景が広がります。
広い田んぼに点々と置かれたコレは藁のマキモノです。
コンバインが刻んだ稲わらを機械で集めてロール状に。
こうして見るとなんだかアート作品の様に見えてきます。
藁ロールは牧場に運ばれ利用されているようです。
かわりに牧場で出来た、たい肥が大量に撒かれます。
そのカグワシイかおりに思わず洗濯物を部屋干しに……
しかしこの循環型農法がまた美味しい実りをもたらすのですね。
新米、サイコーです!! 秋の実りに感謝。
-あまネコ-
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これ何だかわかりますか?
一個作るのに30分かかります。
親指の皮が擦り切れ
目はしょぼしょぼして
おしりは痛くなって
「ここまでしてこんなことして何になるんだ」
「採算取れないよ〜?」
「誰もほめてくれないよ〜?」
と悪魔の声が・・・
「こんにゃろ〜こんにゃろ〜」
と心の中で叫びながら作ります
(コバシ)
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備前焼まつりに足を運んでくださった方、
ありがとうございました。
たね、です。
夕顔のたね。
花が終わり、たねができました。
花が大きく白いので、たねも大きくて白いものなのでしょうか。
子どもの乳歯のようです。
昨年、テーブルの上にひろげていたこのたねを見て、
息子が「えぇっ!俺の歯??俺、最近歯は抜けてないんじゃけど・・・」
(はい、君の歯は、もう当分の間、抜けたりはしませんよ。)
去年の話です。
息子はぐんと成長し、たねも去年のとは違うたねです。
確かに、今年のたね。
-yasuda-
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寒い時には温かいもの
暑い時には冷たいものを頂きますが
カフェオレボウルは意外にも?万能うつわでは
と思います。
両手にすっぽり入る大きさで、スープ(汁物)おかゆなどの
温かいものを頂くのに便利です。
ミニサラダ、シリアル、あんみつなどのおやつ、
冷たいものを入れると
なんとなく、お洒落になるような気が・・・・・
おひとつ、いかがですか?
-izuyuri-
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